もしかして性病?不安だし検査してみたいけど初めてだからわからない、怖い、そう思っている方も多いのではないでしょうか?そんな方々のために、性病検査を体験した方に体験談を伺いました。不安に感じている方は体験談を読んで参考にしてみてください。
体験者のプロフィール
まず最初に体験者さんのプロフィールを教えていただけますか?
私は30歳男性です。
性病検査を行おうと思ったきっかけは?
性病検査を行おうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
私が梅毒の検査を受けようと思ったのは、明らかに体調が悪くなったからです。はじめは「風邪でも引いたのかな」と思っていたのですが、色々な症状が出てきたので、怖くなりました。
なるほど。具体的にはどのような症状が出るようになったのでしょうか?
具体的には「発熱や怠さ、倦怠感がある」、「脇の下や首のあたりのリンパ腺が腫れている」、そして「手の平やお腹の辺りに、発疹が出る」などです。また、ひどく寝汗をかくこともありました。特に目に見える発疹からは、精神的なダメージを受けたのを覚えています。周りの人に気づかれないよう、気を遣うのもしんどい経験でした。
ようやく「これはもしかすると、何かの性病にかかったのかもしれない」と思い当たりましたが、認めるのが怖くて、検査に踏み切る勇気はなかなか出てきませんでした。しかし、仕事に支障が出るほど全身の調子が悪くなってきたので「さすがに、何とかしなくてはまずい…」と、考えるようになったのです。
性病検査はどうやって探したか?
性病検査をしようと決めてからどうやって探しましたか?
「自分が性病にかかった」という事実を認めるのが怖かったので、インターネットを使って情報を調べるということも先送りにしていました。しかしいざ調べてみると、自分の症状が梅毒にあてはまることがわかってきました。非常にショックで落ち込みましたが、同時にきちんと治療に臨めば治る病気だとわかったので、検査に前向きな気持ちが生まれてきました。
性病検査を決めた理由
性病検査を行う方法としては何種類かあると思いますがその中で決めた理由は何でしょうか?
梅毒や性病について、インターネットで情報を発信しているのは、主に性病への専門性を持つクリニックであることが多かったです。私もいくつかのクリニックから有益な情報を得ていましたので、自然に「検査はクリニックで受けよう」と考えるようになりました。
その中でも私が重視したのは「土日も開いている」、「保険診療である」、「家や職場から、それほど離れていない場所にある」、「事前予約が不要で、当日検査を行ってくれる」などです。そうした条件を満たすクリニックの中から1院を選び、週末に訪れました。
性病検査の流れ
どのような検査だったのか教えてください。
院内には受診を待つ人が、10人以上いたと思います。年齢も若く、20~30代が中心。女性の数も多いようでした。「この人たちも皆、性病の不安を抱えているのだな」と思うとホッとする反面、まるで罪人の群れの中にでも入ってしまったような気がして、複雑でした。
受付では受診の目的を聞かれましたので、性病の検査を受けたい旨を告げました。受診を待つ間に、問診表へ記入したような記憶があります。事前予約のクリニックではなかったので、待ち時間は結構長く、30分~1時間程度でした。医師からは自覚症状や、思い当たる性行為などについての質問を受けました。また梅毒については「キスやオーラルセックスだけでも、伝染する可能性がある病気だ」と、聞かされました。
そうですね。梅毒だけではなく、性病の多くは粘膜接触で感染することが多く、キスなどでも注意が必要です。
自分としては、当時自覚していた症状だけでも、梅毒であることは明らかなような気がしていたのですが、やはり血液検査は必要とのこと。そのうえで病名が確定しないと、治療が始められないそうです。診療の後に別室へ通され、看護師さんが採血を行ってくれました。針を刺されるのは非常に苦手なのでイヤでしたが、仕方ありません。これらの過程を経て、病院から外に出た時は、安堵のため息が出ました。
検査結果はどれぐらいで出ましたか?
わかるまでに1週間程度を要したと思います。
結果はいかがでしたか?
梅毒の陽性反応が出ました。医師からも「恐らく梅毒でしょう」と言われていたので大きな驚きはありませんでしたが、早く治療に移りたかったので、結果を待つ時間は非常に長く感じました。
より早く結果を知るためには郵送性病検査という選択肢もありだったかもしれません。
性病検査後の流れ
検査結果がわかったあとはどのような流れだったのでしょうか?
方法は主に投薬。私はすでに梅毒の第2期に入っていたので、1~2ヶ月程度の服用が必要になるとのことでした。服用は1日3回、つまり毎食後なので面倒ですが、それで病気を治せるなら、文句はありません。また入院の必要もないので、仕事を休むことなく(周囲にばれることなく)、治療を続けていくことができます。
なお費用については保険診療なので、数千円程度で済みました。その後、処方された1~2ヶ月分の薬を飲み終えた時点で、再度血液検査を受けました。その頃には体調不良や発疹が治まり、自分自身でも治癒を実感できていたので、安心感がありました。医師からも「血中の抗体濃度が安定したので、もう大丈夫」と診断され、通院は終わりました。
性病検査を行った感想
性病検査を行ってみてどうでしたか?
私の場合は、性病検査に臨むことを決心するまでに、時間がかかり過ぎたことを後悔しています。「早く原因を突き止め、治療を始めたい」という気持ちがあったのに、実行に移すのが遅れたのです。
梅毒の治療は検査を終え、病名が確定してからでないと始められません。迷えば迷うほど治療の開始も遅れてしまうので、心配がある人は、すぐに検査を受けた方が良いと思います。
他の人にうつさないためにも、自分の体のためにも怪しいと思ったら性病検査することが大事ですよね。
また梅毒の疑いがある時、そして治療中はセックスができません。相手にうつしてしまう可能性があるからです。本当に体調が悪い時は性欲も減退しますが、治りかけの時期には「Hしたいなぁ」という気持ちも湧いてくるはずです。治療が遅れると我慢の期間も長引きますので、早めに検査することをおすすめします。
仰るとおり、性病の中には危険なものもありますし、症状が軽いものでも不妊症の原因になったり、赤ちゃんがいる場合は赤ちゃんに影響が出ることもあります。そのため大事なパートナーにうつさないためにも少しでも異変があったら早めの検査が重要です。
本日はありがとうございました。
さいごに
性病検査の体験談いかがでしたでしょうか?体験者さんも仰っている通り、まずは検査してみることをおすすめします。またまずは検査をと考えている方には郵送性病検査キットがおすすめです。性病検査キット自体の比較も行っておりますので、是非記事を確認いただき、ご自身にあった性病検査キットを選ぶ参考にしてください。
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